所長挨拶
長野県信濃学園は、昭和26年4月に開所し、昭和59年度に現在の地に新築移転し現在に至ります。その間に470名余りの利用者が入所・退所されてこの学園を巣立っていかれました。開設当初の記録を紐解くと、学園卒園時には約25%の方が一般就労していたことや、集団生活の中での感染症発生等の苦労や喜び等を読み取ることができます。
その中で、多くの皆様のご支援・地域のご理解をいただきながら、一歩一歩あゆんできた歴史が学園にはあります。
現在「福祉型障害児入所施設」では『できる限り良好で家庭的な環境の中で発達を支援し育成をする役割』が求められています。私たち支援者は、一人一人の成長を温かい目で見守り、将来の生きる力を育んでいけるよう支援を提供していくとともに、県内唯一の施設でもあることから、セーフティーネット機能を担って参ります。
こらからも、利用者の皆さんが毎日を明るく・楽しく・気持ちよく生活していただけることを願い職員一同努めていきます。関係者の皆様には、一層のご理解とご協力をお願いいたします。
長野県信濃学園 所長 藤原 香澄