ごあいさつ
伊那ゆいま~るは、平成21年4月1から、生活介護(定員15名)と就労継続支援B型(定員20名)を行う多機能型事業所として、伊那市旧水神保育園で運営してきました(のちに指定特定相談支援事業も実施)。この間、地域に密着した事業所を目指して、地元山寺区に入会し、地域のお祭りである水神祭に参画し、地域の川掃除に参加したりしてきました。また、地域の方々からは生産活動用の古紙や牛乳パックなどを届けていただいたりと、文字通り地域とともに歩んでまいりました。
10年間にわたって事業展開してきました旧水神保育園ですが、伊那市都市計画道路環状北線の延伸個所となっております。この道路は中央道伊那インターチェンジと現在建設中の伊那バイパスをつなぐという壮大な計画になっております。そこで、旧水神保育園は伊那市に返却し、令和2年1月からは伊那市福祉まちづくりセンター内で仮営業しております。
伊那ゆま~るでは数年来、移転場所を探し、各方面と交渉を進めてまいりましたが、本年伊那市中央区旧上伊那農業高校グラウンドを購入することができました。ここは伊那警察署や伊那商工会議所・上伊那情報センター等に接するといった大変立地の良い場所です。面積も4533㎡と旧水神保育園の3.5倍あります。伊那ゆいま~るだけではもったいないので、長野県社会福祉事業団では、ほっと上伊那も一緒に移転することといたしました。
新しい伊那ゆいま~るですが、上伊那北部地区(辰野町、箕輪町、南箕輪村)には生活介護の事業所がほっとジョイブしかなく、生活介護の定員を20に増員して地域のニーズに応えたいと考えております。殊に入浴施設は普通浴槽とリフト浴を用意し、安心・安全・清潔なサービスを提供できるものと自負しております。
水神町で培った地域との関係を、新たな地でも築いていかれるよう努めたいと思いますので、旧にも倍しまして関係の皆様の一層のご支援とご協力をお願いいたします。
伊那ゆいま~る 所長
有賀 美希恵

概要
事業団が経営する事業所の経営の調整を図るとともに、地方自治法の改正に伴い県・市町村が導入しつつある「公の施設の指定管理者制度」や国の「障害者総合支援法」等の動向を踏まえ、経営改善や時代にニーズに対応できる人材の育成に努めます。
事業所概要
平成20年度まで伊那市の補助事業として地域活動支援センターを運営していた特定非営利活動法人ゆいま~る福祉会から事業を引き継ぎ、新たに多機能型事業所として生活介護事業と就労継続支援B型事業を開始しました。
事業内容
- 生活介護事業(定員20名)
- 就労継続支援B型事業(定員20名)
- 指定特定相談支援事業
運営方針
- 社会の方から「この製品いいね!」楽しい活動しているね!」「ワクワクするね!」と言われる活動をし、発信します。
- やりがい・生きがいを感じながら活動し、自信をもって、はつらつとした生活を送ります。
- 一人ひとりの個性を大切に、みんなが持てる力を発揮し、夢の持てる事業所を作ります。

沿革
平成
平成21年度 | 4月1日 |
「NPO法人ゆいま~る」解散し、運営していた共同作業所「ゆいま~る」の運営を引き継ぎ、多機能型事業所「伊那ゆいま~る」開所 ・生活介護事業(定員15名) ・就労継続支援B型事業(定員20名) |
平成25年度 | 4月1日 | 指定特定相談支援事業開始 |
令和
令和2年度 | 1月6日 | 伊那市山寺1616から伊那市山寺298-1(伊那市福祉まちづくりセンター内)に移転し、そのままの事業を継続 |
令和3年度 | 4月1日 |
伊那市中央4605-22に移転新築 定員変更 ・生活介護事業(定員20名) ・就労継続支援B型事業(定員20名) |