ごあいさつ
「八雲日和」は、平成18年4月に「通所授産施設 八雲作業所」として開所し、翌年には児童館の閉館に伴い、「八雲日中活動総合センター」を開設しました。その後、平成23年1月に両施設を統合し、多機能型事業所「八雲日和」として新たな一歩を踏み出しました。現在は「就労継続B型事業」と「生活介護事業」の2つの事業を展開しています。就労継続B型事業では、主力商品である「八雲うどん」と「お八季」を中心に、販売の強化を図りながら、より多くの方に喜ばれる商品づくりに取り組んでいます。令和元年10月には台風19号の影響で大きな被害を受けましたが、地域の皆様の温かい支えのもと復興を遂げ、現在も「八雲うどん」「お八季」の製造・販売を通じた活動を続けています。生活介護事業では、創作活動、スポーツ、レクリエーションといったプログラムを通じて、利用者一人ひとりの身体機能や生活能力の向上を目指し、日常生活や社会生活の自立支援を行っています。
私たちは、法人理念である「誰もが笑顔で輝く社会を創造します」を胸に、ご利用者やご家族、そして職員も含めたすべての人が笑顔になれる事業所づくりを目指しています。「八雲日和」が、地域社会に貢献し、信頼される場所であり続けられるよう、これからも全力を尽くしてまいります。
八雲日和(うどん・おやき工房さくら) 所長 西郷 泰久

概要
八雲日和は、障がいをもった方々の想いを大切にし、創作活動や様々な作業を通じて充実した日々を送ることが出来るよう努めている多機能型事業所です。
事業所概要
平成23年1月、「八雲作業所(知的障害者通所授産施設)」が障害者自立支援法に基づく「就労継続支援B型事業所」へ移行することを機に、隣接する「八雲日中活動総合センター(生活介護・自立訓練)」と統合し、多機能支援事業所「八雲日和(やぐもびより)」としてスタートしました。
「就労継続支援B型事業」では、開所以来取り組んでいるうどん、おやきの製造・販売や農作業などの自主生産活動の他、リサイクル活動の一環とした缶の仕分け作業を導入し、「生活介護事業」では、地元の公共施設にプランターを設置し、花の水やり・管理を担当しています

事業内容
- 就労継続支援B型事業(定員20名)
- 生活介護事業(定員20名)
運営方針
- 高齢化・重度化に伴い、生活介護及び就労継続支援B事業ともに事業所の在り方を見直します。
- 生活介護事業は、事業内容の見直しを行い、障がい特性に応じた支援室の増築を検討します。
- 就労継続支援B事業所の再開に努めます。

沿革
平成
平成18年度 | 4月1日 | 通所授産施設「八雲作業所」開設(定員20名) |
平成19年度 | 4月1日 | 多機能型事業所「八雲日中活動総合センター」開設(定員20名) |
平成23年度 | 1月1日 | 新事業体系移行 就労継続B型(定員25名)生活介護(定員14名)自立訓練(6名) ※八雲作業所と日中活動センター統合 |
平成26年度 | 8月1日 | 「八雲日和」従たる事業所「ほのぼのハウス」開設 |
平成28年度 | 4月18日 | 「八雲日和」分場「うどん・おやき工房さくら」開設 |
平成30年度 | 11月1日 | 就労継続B型(定員20名)生活介護(定員20名) |
令和
令和1年度 | 10月13日 | 台風19号により「うどん・おやき工房さくら」1階部分浸水 |
令和2年度 | 1月10日 | 「八雲日和」従たる事業所「ほのぼのハウス」閉鎖 |
令和2年度 | 6月11日 | 台風19号による改修工事完了 |