ごあいさつ
長野県信濃学園は、昭和26年4月に開所し、昭和59年度に現在の地に新築移転し現在に至ります。その間に470名余りの利用者が入所・退所されてこの学園を巣立っていかれました。開設当初の記録を紐解くと、学園卒園時には約25%の方が一般就労していたことや、集団生活の中での感染症発生等の苦労や喜び等を読み取ることができます。
その中で、多くの皆様のご支援・地域のご理解をいただきながら、一歩一歩あゆんできた歴史が学園にはあります。
現在「福祉型障害児入所施設」では『できる限り良好で家庭的な環境の中で発達を支援し育成をする役割』が求められています。私たち支援者は、一人一人の成長を温かい目で見守り、将来の生きる力を育んでいけるよう支援を提供していくとともに、県内唯一の施設でもあることから、セーフティーネット機能を担って参ります。
こらからも、利用者の皆さんが毎日を明るく・楽しく・気持ちよく生活していただけることを願い職員一同努めていきます。関係者の皆様には、一層のご理解とご協力をお願いいたします。
長野県信濃学園 所長 藤原 香澄

概要
事業所概要
長野県内唯一の福祉型障害児入所施設です
事業内容
- 福祉型障害児施設入所
- 短期入所
- 日中一時支援
運営方針
- 「さわやか宣言21(信濃学園職員行動指針)」を基本として、支援に当たります。
- 地域生活移行に向けた取り組みを進めます。
- 障がいのある人が普通に暮らせる地域づくりの体制整備の基盤づくりに努めます。

沿革
昭和
昭和26年度 | 4月 | 長野県信濃学園開設(定員50名) |
昭和42年度 | 3月 | 重度棟併設(定員70名に増員) |
昭和53年度 | 4月 | 松本養護学校信濃学園分室開校 |
昭和59年度 | 12月 | 現在地へ移転改築(定員60名に変更) |
昭和60年度 | 4月 | 母子短期療育事業「こまくさ教室」発足 |
平成
平成元年度 | 4月 | 松本養護学校高等部へ進学開始 |
平成11年度 | 3月 | 母子短期療育事業「こまくさ教室」を廃止し、障害児療育相談事業「こまくさ教室」発足 |
平成13年度 | 3月 | 「さわやか宣言21」(職員行動指針)策定 |
平成13年度 | 10月 | 創立50周年記念式典実施 |
平成15年度 | 4月 | 短期入所(ショートステイ事業)開始 |
平成15年度 | 7月 | こまくさ寮発足 |
平成18年度 | 6月 | さつき寮発足 |
平成18年度 | 10月 | 指定知的障害児施設の指定を受ける |
平成19年度 | 8月 | なかよし寮発足。施設移行サポート事業開始 |
平成20年度 | 4月 | 定員変更(30名) |
平成23年度 | 4月 | 指定管理者制導入により社会福祉法人 長野県社会福祉事業団が運営を受託 |
平成24年度 | 11月 | さつき寮・なかよし寮・北寮を閉鎖し、東寮・西寮発足 |
平成28年度 | 4月 | 長野県社会福祉事業団第2期指定管理の運営を受託 |
令和
令和3年度 | 4月 | 長野県社会福祉事業団第3期指定管理の運営を受託 |