所長挨拶

水内荘の入所利用者の地域生活移行を推し進める形で豊野町内を中心に平成8年からグループホームを各地区に拡充してきました。水内荘同様に豊野町の皆さんに支えられ、現在では町内12箇所のホームの運営に努めています。昨年は台風19号で3ホームが被災、利用者は避難生活を余儀なくされました。職員も多くの教訓を得ることができました。
現在、利用者は各々に地域での暮らしを満喫していますが、心身の老化に伴いホームでの生活の継続が危ぶまれるケースが散見されるようになりました。その都度「利用者本人にとっての最善の環境」について、ご家族や関係者と協議しながら介護保険施設等へ移行しています。
高齢な利用者が多い同センターゆえに「高齢知的障がい者の地域での住まい方」等について周囲から注目されています。利用者一人ひとりへの日々の支援(実践)を通じて関係者に課題等の発信をしたいと思いますので関係者の皆さまの益々のご支援とご協力をお願いします。